VancouverのほほんJournal: April 2010

Friday, April 30, 2010

おばはんに怒られた。

今日スーパーへ行った時のこと。
レッドペッパー(赤ピーマン)を買うべく一つ選んでビニール袋に入れようと思ったら袋が少し離れた所に。
片手にちょっと重い荷物、片手に買い物カゴを持っていて両手がふさがっていたので、カゴをピーマンコーナーの前にちょっと置いたまま袋を取りに行きました。そしてカゴの所に戻ろうと振り返ったその時・・・・

おばはんが私のカゴにつまづいていました。

すぐに、すみませんと謝ったら、そのおばはんは何も言わず通り過ぎて行ったのですが、こちらを睨んでため息なんかついています。
あっ、ちょっと怒ってる。と思いつつもちゃんと謝ったし、と立ち去ろうとしたら、遠くの方で、
「こけそうになったじゃない!」(たぶん)
といったような声がなんとなく聞こえたのですが、遠かったしはっきりと聞こえなかったしうっとおしかったので聞こえなかったことにして立ち去りかけたら、おばはんがわざわざ戻ってきて、
「こけそうになったじゃないの!こけなかったから良かったものの、こんな通路の真ん中にカゴを置いておくなんて!」
といったような事をブツブツ言われ怒られてしまいました。
おばはん、結構怒ってました。
怖かったぁ。

カゴを通路に置きっぱなしにした私が悪いのですが、ど真ん中に置いてたわけでもないし、私のカゴ以外にもいくつか放置されてたカゴがあったし・・・・
この年になって真剣に怒られるようなことをしてしまった自分が情けないような、でも謝ってるのにそこまで怒らなくてもという気持ちが入り混じり、どう気持を落ちつけたらいいものか。

とりあえず、おばはんの言いつけ通りカゴを通路に置きっぱなしにしないよう気をつけさせていただきます。

Saturday, April 24, 2010

ボランティア。

ボランティア始めました。

移民申請中は、私の場合働けなくなるため非常に暇になります。
というわけで、時間を無駄にしたくないなぁと思いボランティアをすることにしました。ちょうど、コミュニティセンターの様なところの受付のボランティアの募集があったので問い合わせてみたところ、あっさりと決まりました。週1回だけですが・・・・

そして今日、行ってきました。
今月で辞める人の変わりということで、今月はその辞める方に教えて頂きながらと聞いていたのですが、その方は今日は体調不良ということで・・・・早速一人でやることに!な、な、なぬ~っ!!!
私は2時から5時の間、受付をすることになっています。3時までの方に1時間イロイロ教えていただいて、3時からは本当に一人に。
とは言っても後ろの事務所にはスタッフがいるので分からなければ聞くことができるのですが、大問題が”電話”です。
わたくし、電話が大の苦手です。日本語でも苦手なのに、英語で電話だなんて。正直かなりビビりながら、かかってきませんようにと祈りながらもかかってくるのが電話です。

最初、何を言われているのか分からず凍りついた私。けれどなんとかポイントだけ聞き取り切りぬけました。恐ろしや、電話。

たったの3時間。けれど、初めてのことに緊張でなんだかぐったりです。
週一の3時間の仕事。慣れるのに時間がかかりそうな。でも良い経験です。頑張るわよ。

Sunday, April 18, 2010

SOUR '日々の音色 (Hibi no neiro)'

このMusic Videoすごい!!面白い!

Thursday, April 15, 2010

ペニー。

カナダでは、1セント(1円くらい)の事を、ペニーと呼びます。

日本では、1円でも足りないと何も買えませんが、カナダではそこらへんゆるいようです。
チップ文化が根付いているカナダでは、お釣りでペニーが返ってくるとレジの横にあるチップ入れに入れていく人が多く、カフェでレジをしているとみなさんジャンジャン入れていきます。
それはペニーに限らず、1ドル(100円くらい)弱入れていく人も結構います。
前に、$2.50(250円ほど)の紅茶を買ったお客さんが5ドル紙幣で支払われました。$2.50返すと、
「釣りはいらないよ。」
と・・・・
あんた、倍も払ってるじゃないの。

お店側もゆるいところがあり、大きなスーパーなどは違うと思いますが、小さな商店はお釣りが1セントだけであればくれないところがあります。
最初驚きました。1セントとはいえ、お金はお金。お釣りはお釣りです。必要か必要でないかはもらう私が判断するものであり、1セントとは言えお店側が当たり前のように渡さないのはいささか納得がいきません。ケチなのでしょうか、私。

そして今日、ペニーでいらっとすることがありました。
我が家には、ペニーがなぜかたくさんあります。たぶん、前に住んでいたアパートに引っ越した時に前の住人が置いていったものだったと思います。ずっと放置されていたのですが、「少しずつ財布に入れて使っていけばいいんだ」と最近気付き、たまに使っています。
今日も、牛乳を買いにペニーを財布に入れ出かけました。
$3.99でした。(よしっ!後ろに人も並んでないし、9セントをペニー払おう。)と、4ドル9セント払おうとしました。

しか~しっ!!!

お店の人は、4ドルだけ受け取り、私は1セント(ペニー)のお釣りを渡されてしまいました。
9セント完全無視。
ペニー9枚で払おうとした私もみみっちいかもしれませんが、渡してるのに無視はないだろ、おっさん!!
あまりにもびっくりして、ペニーを受け取ってしまったけれど、後から苛立ちが。
しかも、ペニー(1セントね)で苛立ったりしている自分がなんだかちっちゃい人間だなぁなんて思ってちょっと凹んだり。

私はケチでちっちゃい人間なのかしら。

Wednesday, April 14, 2010

"SCHOOL DAYS WITH A PIG"

今日、"SCHOOL DAYS WITH A PIG"という映画を観てきました。
実はこれ、日本の映画なのです。邦題は、「ブタがいた教室」です。日本では2008年に上映されたようです。

バンクーバーでは、毎年"Vancouver International Film Festival"という国際映画祭が開催されているのですが、現在(4月9日~16日)は、"Reel 2 Real International Film Festival for Youth"といって、子供のための国際映画祭が開催されています。
世界各国からの映画が上映されるのですが、その中に日本の映画を発見しました。しかも、映画のあらすじを読んでみると非常に興味深い内容だったのでこれはどうしても観たいということで、朝10時からという、映画にしてはちょっと早いんでないかいという時間も気にせず彼を引きずり行ってきたのが、このブタの映画です。

どんな内容かと言いますと・・・・
妻夫木くん演じる新米教師の星先生は、教室に1匹の子豚を連れてきて、「これから1年間みんなでこのブタを育てて、最後に食べよう」と提案します。生き物と食との関わりを子供たちにしっかり学んでもらおうという、びっくり仰天な試みです。子供たちはブタの世話をし、月日が経つにつれ愛着がわき、いつしか「食べたくない、食べれない」という生徒が・・・・最後に子供たちと星先生はそのブタをどうするのか。
といったお話です。ちなみにこの映画は実話をもとに作られたものです。

平日(火曜)の10時なんかに観に来る人なんているのかなぁと思ってチケットを買ったら、
「小学校の生徒たちが観に来るからちょっと賑やかになるかもしれないわ」
と、チケット売り場のお姉さん。
えっ、と思ってる間もなく、ぞろぞろ~と小学生たちがやってくるではありませんか。小学生の団体にさきこされつつも、なんとか席を確保。ホッと安心したのもつかの間。先生の、
「Another schoolも来るから~」
という言葉が耳に。へっ!?と思っていると、そのAnother schoolの子供たちがまたぞろぞろ。ひえ~っと思っている間もなく、更なるAnother schoolの子供たちが。。。。
私と彼は、ちょうど真ん中くらいの席に座っていたのですが、それ以外全員小学生と先生で埋まった映画館。
最初私たちの横に一般人らしき人がいたのですが、異様な雰囲気を察知し、2階席へと移動した模様。しかし今更2階へ行ったところで席が空いているかも怪しいので、そのまま留まることに。

映画が始まるまでの間、手持ち無沙汰の子供たちを鎮めようと先生は、
「ほら、スケッチできるものがたくさんあるよ!ライトや、カーテンや・・・・」
ライトやカーテンのスケッチねぇ・・・・

そうこうしているうちに始まりました。映画中騒いだら許さんっ!(何もできないけど)と思ってたけど、みんな比較的大人しく観てた気がします。ただ・・・・
日本語の映画なので、もちろん英語の字幕がはいるのですが、更に更に、不必要なことにいやご丁寧に?英語のサブタイトルを誰かが読んでくれるという日本人の私には非常に邪魔くさいサービスが。決してふき替えではありません。一人の朗読者が字幕を読んでくれるのです。おかげさまで日本語が聞き取りにくいことこの上なし。それでも我慢し、時に涙し、そして終盤、それは起こりました。卒業式で子供たちが歌を歌うシーンで。なんとなんと朗読者が一緒に歌い始めるではないですか!しかもあまり上手とは言い難い。まぁ、歌詞の内容も理解してもらいたいという意向なのかと思っていたのですが、途中から、
"Hi, everybody!!"(「さぁみんなも一緒に!」)
と・・・・けれど誰も歌わず・・・・

そして映画終了後、なぜかQ&Aの時間に。さすがに場違いすぎるので、帰ることに。でもカナダの小学生がどんなものなのかちょっと見てみたい気もしたので、ドアを出かけたところでストップして見てみることに。みんなものすごく積極的に手を挙げて質問しているのに驚きました。そして帰ろうかと思った時、小学生が私のもとへと走ってきて、
「すみません。トイレはどこですか?」
・・・・
スタッフと間違われました。

そんなこんなで、普通に映画館で観るのとは少し違った雰囲気でしたが、やはり観に行って良かったです。この映画は子供向け映画という位置づけでなく、全ての人に観てもらいたい映画ではないかと思います。
DVDもでていると思いますので、興味がある方は是非ご覧ください。

Thursday, April 8, 2010

尿素。

手が腐りかけです。
いや、腐ってるのかも。
ひどい手荒れで、すごいことになってます。もはやヤングレディーの手ではなくなってます。
以前、ヴァセリンが良いと書きましたが、ヴァセリンでも手に負えない状態です。

今日、薬局へ行ったので、薬剤師さんらしき人に手を見せて「何か良い薬かクリームはないか」と聞いたら、あるハンドクリームを勧めてくれました。
ハンドクリーム売り場でそのクリームを探して、成分を見てみると、
"urea20%"
と書いてあります。その単語の意味は分かりませんが、「尿」は英語で"urine"です。
もしや、"urea"=「尿素」!?
荒れすぎた手に尿素配合のクリームは余計にヒリヒリして良くないと、日本にいる時薬局の薬剤師さんに聞いたことがあるし、実際ヒリヒリします。
尿素だったらいけないので彼に電話して聞いてみると、
「ureaはしょんべんの事だよ」と。
やっぱり!!
薬剤師のおばさんにとんでもないものを買わされるところでした。私のこの腐った手を見て尿素を勧めるとは嫌がらせでしょうか。

ネットで、「馬油」が良いという情報を入手したのですが、どうやらバンクーバーで馬油を入手するのは難しいようです。日本から送ってもらうものリストに追加しておこうと思います。

それにしても痒くて痛い!!!
ヘルプミー!!!

Wednesday, April 7, 2010

CUPCAKES.

今日、カップケーキを食べました。
バンクーバーに住んだことのある人、住んでいる人なら一度は見たことがあるであろう、カラフルなカップケーキが並ぶ、カップケーキ屋さん。デンマンストリートに一件、サーローストリートに一件あります。
日本人の私からするとあり得ない様な、ピンクやグリーンのクリームがのったカップケーキが可愛らしいお店にかわい~く並んでます。食べたいとあまり思わせないカップケーキさん達。でも、噂によると美味しいとか。ちょっと気になっていました。

別のストリート、ハウストリートにも一件できていて、今日その前を通りかかった瞬間どうしても食べてみたくなり、買ってみることに。
カップケーキだし、そんなに高くないであろうと甘くみてたら、おっとどっこい2個で8ドルちょっと。高っ!!さすがにピンク色クリームは選ばず。私は中にチーズケーキが入ったのを、彼は中にガナシェ(何それ)が入ってココナッツに覆われた一品をチョイス。
↓こんな感じでリボンまで付けてくれました。まぁ、8ドルも払いましたから。笑
↓左が彼のココナッツの一品。右が私のチーズケーキのもの。
中に入っているチーズケーキを非常に楽しみにしていたのに、入っていたのは、写真で私のカップケーキ(右)の左上にちらっと見える何やら少し飛び出ている部分。それチーズケーキです。唯一入ってた・・・・
とは言え、美味しかったです。カップケーキなんて今まで興味なかったのですが、意外に美味しいものかもしれないです。
ブログに載せようと、ホームページを見ていたら、何かおかしいことに気付きました。
私が今日行ったカップケーキ屋さんは、今までよく見ていたカップケーキ屋さんとは違うお店でした。デンマンとサーローストリートにあるお店は、バンクーバー出身(正しくはバンクーバー島のビクトリア)の2人の女性が始めたお店と聞いたことがあって、先日テレビでその人たちの特集もやってて(見逃した)行ってみたいと思っていたのです。
なのに、今日行ったお店はその人たちのお店ではなかったようです。カラフルなカップケーキに騙されました。でも、今日食べたカップケーキ美味しかったので良しとします。
間違えて入ったお店。 "BIG CITY CUPCAKES"
気になってたお店。  "cupcakes by heather & lori"


Friday, April 2, 2010

今後について。

2008年2月にワーキングホリデーでバンクーバーへとやって来たわたくし。当初は1年で帰国するつもりでした。

しかししかし、気付けばもう2年が過ぎました。そして今持っているビザは4月末できれてしまいます。今後、私はどうしたいのか、どうすべきか、どうするのがベストなのか。いろいろと悩みました。かなり悩みました。そして最終的に、カナダで永住権をとることになりました。まさか自分が移民になるなんて少し前までは考えもしなかったことです。


カナダの永住権は、もちろん誰でも簡単にとれるわけではありません。
なぜ私が永住権を申請できるかと言いますと・・・・

私には、カナダ人の彼がいまして、その彼とは1年以上一緒に暮らしています。
カナダでは、”1年以上一緒に住んでいる”というのを最低条件に、夫婦同然の生活をしているカップルは、コモンローとして認められています。コモンローとは、日本語で言うと、事実婚とか内縁とか言うそうです。
私の中で、「内縁」とい言うと、「影の女」というイメージがありますが、決して私が影の女として公的に認めてもらうわけではなく、れっきとした一つのステータスです。ちなみに、カナダの公的な書類には、「既婚・未婚・コモンロー」と選択肢があります。
ということで、私と彼は結婚はまだしていませんが、コモンローの関係にあるため、彼が私のスポンサーとなり、私がカナダの永住権を取得することができるというわけです。

永住権の申請には非常に時間がかかり、最低半年はかかるようです。私の場合、4月にビザがきれるため5月以降は永住権の申請がおりるまで、ビジター(観光者)というステータスに切り替えることになります。ビジターでは働くことができず、また学校へ行くにはお金が非常にかかるため・・・・暇人になる予定です。

永住権取得に関し、母親はあまり賛成ではないのですが、いろいろ話をし、しぶしぶ納得してくれたようです。数日前に電話をした時、勝手な事をしているこんな娘に、
「何か食べ物でも送ってあげようか」
と優しい一言。本当に本当にありがとうです。

というわけで・・・・
"VancouverのほほんJournal"は、これからも続いて行く予定でございます。
宜しくどうぞ。