VancouverのほほんJournal: ペニー。

Thursday, April 15, 2010

ペニー。

カナダでは、1セント(1円くらい)の事を、ペニーと呼びます。

日本では、1円でも足りないと何も買えませんが、カナダではそこらへんゆるいようです。
チップ文化が根付いているカナダでは、お釣りでペニーが返ってくるとレジの横にあるチップ入れに入れていく人が多く、カフェでレジをしているとみなさんジャンジャン入れていきます。
それはペニーに限らず、1ドル(100円くらい)弱入れていく人も結構います。
前に、$2.50(250円ほど)の紅茶を買ったお客さんが5ドル紙幣で支払われました。$2.50返すと、
「釣りはいらないよ。」
と・・・・
あんた、倍も払ってるじゃないの。

お店側もゆるいところがあり、大きなスーパーなどは違うと思いますが、小さな商店はお釣りが1セントだけであればくれないところがあります。
最初驚きました。1セントとはいえ、お金はお金。お釣りはお釣りです。必要か必要でないかはもらう私が判断するものであり、1セントとは言えお店側が当たり前のように渡さないのはいささか納得がいきません。ケチなのでしょうか、私。

そして今日、ペニーでいらっとすることがありました。
我が家には、ペニーがなぜかたくさんあります。たぶん、前に住んでいたアパートに引っ越した時に前の住人が置いていったものだったと思います。ずっと放置されていたのですが、「少しずつ財布に入れて使っていけばいいんだ」と最近気付き、たまに使っています。
今日も、牛乳を買いにペニーを財布に入れ出かけました。
$3.99でした。(よしっ!後ろに人も並んでないし、9セントをペニー払おう。)と、4ドル9セント払おうとしました。

しか~しっ!!!

お店の人は、4ドルだけ受け取り、私は1セント(ペニー)のお釣りを渡されてしまいました。
9セント完全無視。
ペニー9枚で払おうとした私もみみっちいかもしれませんが、渡してるのに無視はないだろ、おっさん!!
あまりにもびっくりして、ペニーを受け取ってしまったけれど、後から苛立ちが。
しかも、ペニー(1セントね)で苛立ったりしている自分がなんだかちっちゃい人間だなぁなんて思ってちょっと凹んだり。

私はケチでちっちゃい人間なのかしら。

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