VancouverのほほんJournal: November 2010

Saturday, November 27, 2010

彼の友達。

この↑写真は、彼とVictoriaのFairmont Hotelのティールームへアフタヌーンティーをしに行った時の写真です。
この写真を見た彼の友人(メキシコ人)が尋ねました。



「これ、誰ん家?」


んな、アホなっ!!!
素晴らしい発想力。もしくは、彼にはこれが「友達の家」であり得るのでしょうか。
これが友達ん家なら、後ろに控えているのは執事?
そんな友達、私にはいません。

Friday, November 26, 2010

eChat Vancouver.

iPodを持っている方なら知っている方も多いとは思いますが、iPodに音楽などを取り込むにはパソコンにiTunesというのをダウンロードし、曲などを管理します。
そのiTunesからiTunes Storeという音楽や映画(たぶん)などをウェブ上で購入できる画面にいくことができ、そのiTunes Storeの中にPod Cast(ポッド・キャスト)というページがあります。
この「ポッド・キャスト」が結構素晴らしいのです。
無料で様々な、何と言うのか・・・・コンテンツがダウンロードできるのです。
様々なジャンルの動画や音声だけのもの(分かりにくい説明)などがあるのですが、その中でたまたま見つけたお気に入りのものが、

"eChat Vancouver"という番組。

これはラジオ的な感じで動画はないのですが、日系カナダ人のYukoさんと、番組プロデューサーのタグさんが、毎週ゲスト一人(バンクーバー在住の留学生やワーホリの人たち等が多い)を招いて、バンクーバーのローカルな話題も織り交ぜつつ、英語を学ぼうという一回10分程度の番組です。
Yukoさんの聞きやすく分かりやすい説明と、自分がよく知っているローカル情報がたくさんでてくるので非常に面白く(私には)楽しく聞いていました。
私が発見した時にはすでに番組が終了しており、続いてたらもっと面白かったのにと思いながらバックナンバーを聞いていました。

この番組は、iTunes Sotreからだけでなく、その番組のホームページがありそこからも聞くことができていました。
が、いつからかホームページでも聞く事ができなくなってしまっていました。
私はiPodにいれてあるので何度でも聞く事ができるのですが、他の人に勧めようにも勧めようがない状態でした。

が、どうやら最近"eChat Vancouver"のホームページが復活し、動画に編集して見れるようになっていました。ホームページからも、YouTubeからも閲覧可能です。
ちなみにホームページはこちら⇒"eChat Vancouver"

2005年10月から2008年10月の3年間で全793回の放送がありました。復活版ではゲストの紹介やスポンサーの宣伝部分が削られており、映像としてバンクーバーの風景やバンクーバー関連の(おそらく)宣伝の映像が流れたり、キーワードとなる英語表現を文字で見る事が出来ます。是非ともおススメです!

Thursday, November 25, 2010

千人針。

本日3回目の投稿です。
「暇人!」だなんて言わないで。

今年の夏、日本へ帰った際、叔母がパッチワークで作ったポーチを手作りして送ってくれました。
↓こちらがそのポーチ
当たり前かもしれませんが全てが手縫いです。
そして添えられたメッセージには、
「千人針のつもりで縫いました。」
と・・・・
千人針とは、戦時中出兵する兵士のために千人の女性が白い布に赤い糸で針を刺し結び目を一つずつ作って、戦場での無事を祈るお守りのようなものです。

最初メッセージを見た時は、
「私、カナダへ出兵かい?笑」
なんて笑ったりもしました。
が、母親からどのように話がいっているのかは分かりませんが、永住権をとってカナダへ行ってしまう私を想って一針一針縫ってくれたんだよなと思うと胸がいっぱいになりました。私と一緒にお買いものに行くのが好きらしく、「寂しいから帰って来てよ~」なんて言われた事もありました。ポーチのお礼の電話をした時も、なんだか泣きそうになってしまったので、でも急に泣くのも恥ずかしいのであまり話さず無愛想に電話を切ってしまいました。
かなり涙もろいです、私。

そんな千人針(?)を縫ってくれた叔母ですが、パッチワーク以外にも、木目込み人形(木を彫って人形を作り、布をかぶせ布の端を掘り目?に入れ込む、しぶ~いクラフト)や、ビーズアクセサリーなどイロイロ楽しく作っています。
さすがに木目込み人形は渋すぎて、「私のためにひと堀りしてちょうだい」とはなりませんでしたが、ビーズアクセサリーはいくつも作ってもらいました。そのうちの数点をご紹介。
こちら↓
ビーズだらけのいかにも手作り~というのは苦手なのですが、これはとても気に入ってます。
このビーズのペンダントたちも、千人針も大切に使っていきたいです。
叔母ちゃん、ありがとう!
(って、叔母ちゃんこのブログ読んでないけど)

「は」と「わ」。

「こんにち」「~で
と習った記憶があります。
最近インターネットをしていると、
「こんにち」「で
という書き方をよ~くよ~く見かけます。
あまりにも多いので、もしかしてまさかまさか私が間違ってるの!?と気弱になり調べてみましたが、私があってました。
みなさんは一体どうして、「」を使うのでしょうか。
真剣に間違っているのか、はたまたわざと使い分けているのかしら?その場合なぜにわざと間違うのかしら。
私の日本語能力もあまり高くはないので間違って思いこんでいるものもあるかもしれません。なので、「最近の日本語は乱れてきて、どうのこうの・・・・」と言う気はありませんが、単純に疑問。なぜに、「」?

パスポートが戻ってきました。

永住権申請の最終段階のパスポートリクエストが来たのが10月8日。
そのパスポートを指定されたどこかへ送るため、弁護士の秘書さんに持って行ったのが10月12日。
パスポートを送るくらい自分でもできると思ったのですが(自分で送れば送料だけで済むし)、これまで弁護士さんにお願いしてきたので流れ的にお願いすることに。
ネット情報では3週間から1カ月くらいで戻ってくるようなので待っていたのですが、パスポートを秘書さんに渡してから6週間が経とうとしていた11月22日にようやくパスポートが戻ってきたと弁護士さんから連絡がありました。
申請書類を送ってからかれこれ7カ月が過ぎました。
が、まだ終わりではありません。
戻ってきたパスポートには仮ビザがついているだけなので、最後に「ランディング」と呼ばれる国境越えでカナダに入国して完了らしいです。
私はカナダ国内にいますが、「国外申請」という形で申請したためカナダに入国をしないといけないみたいです。すでに入国していますが・・・・
というわけで、ランディングにアメリカとの国境まで行く手段をず~っと考えておりました。
というのも、我々は車を持っていないので彼のお母さんに乗せて行ってもらえないかしらなんて思ってみたり、図々しいかなぁなんて思ってみたり、そんな私をよそに彼はレンタカー案にノリノリでウキウキしたりなんかして。というわけでレンタカー案が有力になっていたのですが心配事が。一度だけ彼の運転する車に乗ったことがあるのですが、非常に恐ろしい。これなら私が運転した方がマシじゃないかと思うほど。そんな私も前回日本に帰った際、国際免許証をとってきたので運転する資格はあるのですが、なんせ日本とは運転席からして逆なのでちょっと怖いなぁと不安が拭いされない。(ちなみに日本では毎日乗りまわしていたにも関わらず、辛うじて無事故無違反の優良ドライバーでゴールド免許保持者です。)
ところが先日、彼のお母さんとお会いした際にランディングの話をちらっとしたら、
「一緒に行こうか?みんなでついでにシアトルとか行ったら楽しいんじゃない?」
なんて天使の声が。
ただ、現在日本に帰国中でお帰りになるのが12月8日。それ以降までランディングには行けないのです。一刻も早くランディングを済ませ、就職活動を開始したいところですが、シアトルまでの旅費の節約と不安な運転を考えると待った方がいいな結論に至りました。
というわけで、働き始めるのは来年の1月くらいからでしょうか。その前に仕事が見つかるかが心配ですが。
ようやく、あと一歩というところまできました。長かったぁ。でもまだ終わらない・・・・。

Tuesday, November 23, 2010

マフラーと袋。

先日、街を歩いている時に素敵なマフラーを巻いている人がいたので彼に、
「あの人のスカーフ素敵!ちょっとどこで買ったのか聞いてきてよ!」
と無謀な事を冗談半分で言ってみたら、
「やだよ~!怖いよ~!」
と真剣に拒否をされました。
その後用事を済ませた私たちは、何も買う気はないのにH&Mへふらっと寄ってみました。
すると彼が、
「あかねちゃんが欲しいスカーフ売ってるよ!」
と男性売り場で見つけてくれました。男性用だしなぁと思いながら巻いてみると意外に素敵じゃありませんか。
値段を見ると$19.95+Tax。高くはないけど、マフラーなら持ってるから絶対に必要でもないしここは我慢することにしました。買う気もないのに、お店に立ち寄るのは危険です。

が・・・・

その後彼とちょっといろいろあり、ムカついた私は、2000円そこらのマフラーを我慢したのがなんだかアホらしくなり、ヤケクソでH&Mへマフラーを買いに行ってきました。
レジで会計を済ませると店員さんが、
「袋は要りますか?」
と聞くのです。
は~???
どうやって持って帰れと言うのでしょう。早速首に巻いて帰れとでも?
日本のような丁寧さは求めませんが、せめて袋くらい下さい。
スーパーでお菓子一つを買って聞かれるなら分かります。
私が買ったのはマフラーです。
仮にも私が大きなカバンを持ってるとか、他のお店で何かを買って紙袋を持ってるとかならまだ分かります。でも私が持っていたのは、以前ブログでも書いた小さなポシェット(もしくはパウチ)だけです。そんな状態で袋要らない人なんて100人中5人くらいではないでしょうか。
"Are you nuts?"←(過去の記事参照)
というのは正にこういう時に使うのでしょう。
カナダで服飾雑貨を買う事が殆どないので、服屋さんの袋事情はあまり分からないですが一点だけなら袋要らないというお客さんがカナダには多いのでしょうか。
ということで、かろうじて袋に入れてぐしゃっと渡され、袋を要求したのが悪かったのだろうかと思いながら帰ってきました。
彼にムカついたからスカッとするために買いに行ったのに、袋事件(大袈裟)のせいでなんだかスッキリしない私。
そんなこんなで買ってきたのがこちら。↓
普通のマフラーとは違って、輪っかになってます。巻いてみると↓こんな感じ。
マフラーがほどける鬱陶しさもないしボリュームがあって好きです。
今日外に出ると、顔が引き裂かれるかと思うくらい寒く、今年の冬はどうやらものすごく寒くなるようなので、このマフラーの活躍が期待されます。

Thursday, November 18, 2010

Robin Hood Flour CM.

先日テレビを見ていた時に彼が、
「このコマーシャル見てみて!」
と言うので何だろうと見てみると、カナダでは最も一般的な小麦粉のメーカー"Robin Hood"のコマーシャルでした。

小学生くらいのお姉ちゃんのElizabethと弟のAndrewがお菓子作りについて話しているのですが、それがもうカワイイっ!!
そのコマーシャルはこちら⇒
Robin Hood-"Memories"

何がカワイイって、マフィンを落としてしまった男の子の表情と口。く~っカワイイっ♪
かわいさに夢中で何を言っていたのかが聞き取れなかったので、ネットで探して何回も見てみたのですが、「かわいさに夢中」は関係なかったようです。何回聞いても分からない部分は分からないです。

弟のAndrewくんの最後の表情の虜になってしまった私は、しつこいくらいにリピートして見ていたら、
「もうイイよ」
と鬱陶しそうな彼。あら、あなたのおススメじゃ・・・・
まぁ、鬱陶しいくらいリピートしましたが・・・・

Tuesday, November 16, 2010

ストレスフリーなキッチングッズ2。

前回に引き続き、ストレスフリーなキッチングッズのご紹介。
二つ目は、フライパンです。
フライパンも使わせて頂いているものなのですが、料理下手の私には強敵のステンレス(たぶん)のフライパンなのです。↓こちら。
常識知らずで恥ずかしいのですが、テフロン加工のフライパンってテフロンが溶けたり欠けたりするとものすごく体に悪いらしいですね。私知りませんでした。なので、その点に関してはこのフライパンは良いのでしょう。ただ、ものすご~くひっつく。油を少し大めにひいてみたり、手際良くやるよう心がけてみたりするけど、フライパンにひっついてしまいます。そうなるとものすごくイライラし、苦痛な料理が更にストレスフルになってしまいます。

けれど、これも包丁同様使えることは使えるのでなんとか使っていたのですが、先日イライラがマックスに達したため、新しいフライパンを買うことにしました。

購入に際し、どんなものがイイかと調べてみると、
"GREENPAN"というフライパンを発見しました。テフロンと違い、キズがついても有毒でなくなんだか良さそうです。少々お高めだけど、グリーンパンを買う!と心に決め何件が探したのですが、欲しいサイズのグリーンパンを見つけられず・・・・

そして最後に行った
LONDON DRUGS(何でも屋さん)で、KitchenAidのフライパンが大・小2個セットでセールをしていて、ちょうど欲しい大きさ形だったので決めました。2個で$50ほど。まぁ悪くない。
使ってみた感想。
「これぞストレスフリーパンです。」
まぁ、KitchenAidだからイイというよりも、ノンスティック加工のフライパンだから良いのでしょう。

こんなことならもっと早く買えば良かった。
節約も大切ですが、節約により生じるストレスとのバランスを考える事もとても大切だなとフライパンより学びました。

Monday, November 15, 2010

ストレスフリーなキッチングッズ。

前回のブログで、「料理が苦痛」と書きましたが、そんな苦痛を少しでも減らすべくこれまでに購入したストレスフリー(ストレスを感じさせない)なキッチングッズを今日はご紹介いたします。と言っても決して特別なものではないのですが・・・・


現在私が使っているキッチングッズの殆どは、彼の家族が使っていないものを貸してくださっている、というか頂いたというか、そこらへんは微妙なのですが、必要なものはほぼ揃っているため、「あれがあったら便利だなぁ」というものは、イコール「なくてもイイ」ものなので買わずに我慢していました。
が・・・・
包丁の切れあじがイマイチで、砥石を持っていないため研ぐ事もできず(持ってても研ぎ方知らないけど)挙句の果てに、彼が包丁の先端を欠けさせそのうえ先っぽがグニッと曲がる、というあり得ない事態に。↓先っぽが折れて曲がった包丁。

普通ならこれを機に新しい包丁でも買おうか、となるのでしょうが、「まぁ先が折れてても切れるし」と、強引にも暫く使い続けていました。が、彼が「やっぱりイイ包丁一本買おうよ」としつこく言うのでしぶしぶ買う事にしました。
↓そして買ったのが、こちらの包丁と包丁研ぎ。
"House of Nives"という刃物屋さんで買いました。色んな種類があって迷ったのですが、ヘンケルスの"Professional S 8インチ"の包丁にしました。日本のメーカーもあったのですが、お店の人曰くこれは堅い野菜を切っても刃が割れることはないらしいです。$100くらいしました。高い。$100以上の包丁を買うと、包丁研ぎがとんでもない割引価格で買えるということだったので、この際買ってしまえと合わせて購入。この包丁研ぎ、元の値段忘れてしまったのですが、こんなにもするのかっというくらい高かったです。なので、割引してなかったら確実に買ってないです。 でも買って良かったかも。使い方は↓こんな感じで隙間に入れて数回手前に引く。よく見ていただくと、包丁を入れる隙間が2か所あるのですが、左は包丁研ぎ。右側は、毎度使ったあとにシュッシュッと包丁の調子を整える!?ためのもの。何だかよく分からないですが、お店の人が「私は毎回使用後にシュッシュッとやってるわ」と言っていたので私もやってます。ちょっと高かったけど、イイ包丁買って良かったです。ものすごくよく切れる。気持ちいいくらいにスパスパと切れます。そして、毎回シュッシュッとやっているおかげでしょうか。購入から半年以上は経ちますが、未だ切れ味抜群です。

そして、もう一つご紹介。しようかと思いましたが長くなってしまうのでそれは次回に。

Sunday, November 14, 2010

苦痛。

最近どうしても苦痛でたまらないもの。それは・・・・

料理。

昔から料理が苦手、というか料理に全く興味がなく、大学時代は一人暮らしをしていましたが殆ど料理をしていませんでした。今思うと何を食べて生きていたのだろう、よく生き延びていたなぁなんて思います。就職と同時に実家に戻ったのでそれ以降は、家に帰ると食事が用意されているという非常に甘い生活を続けておりました。
カナダに来てからは、レストランやカフェで働いていた時には、スタッフミール(まかない)が頂けたのでだいぶ助かっていました。
そして現在・・・・
ビザ申請中で働けないため、プータローのような主婦のような生活をしているわけですが、当然ながら料理をしなければなりません。
働いていないわけだし、時間もたっぷりあるわけだし料理に挑戦するよい機会です。節約のためにもなんとか頑張って毎日何かしら作って食べてます。最初に比べるとだいぶ慣れて、手際もマシになったと思います。少しは成長いたしました、私。でも、やはり苦痛でなりません。
最近なぜか苦痛度がピークです。
何がそんなに苦痛なのか・・・・

面倒くさい

えぇ、ワタクシ最低です。私、ものすご~く面倒くさがりです。
なんとか頑張って作ってみても自分の料理に自信がないためイマイチに思えてならないのです。
ですが、食というのは生きていくうえで非常に大切だということはよく分かっているため、ちゃんとしないと!と思う反面、苦痛だなぁという気持ちも混じりなんだか鬱になりそうです。(大袈裟)

料理好きの人ってなぜ料理が好きなんでしょうか?
面倒くさがりには料理は向いてないのかしら。
私も料理好きになりたいです。
「お料理大好き♪」
なんて言っちゃう素敵女子になりたい。

Saturday, November 13, 2010

ナッツ。

彼が話す英語を聞いていると頻繁に、
「ナッツ」
という単語を耳にします。
「えっナッツ?ピーナッツ?カシューナッツ?ヘーゼルナッツ?」
なんて鬱陶しいことを言ってみたりなんかすると、
「違うよ」
とサラッと流されてしまいます。
それにしても、「ナッツ」って何だろうとず~っと疑問だったので(最初に疑問に思った時に聞け)彼に聞いてみたところ、
「"nuts"は"crazy"と同じ」
とのこと。
更にネットで調べてみると、

1、気が狂って・くだらない・ばかげた
2、夢中になって

英英辞典でnutsの意味を調べてもcrazyと出てきました。
なるほど。これは分かりやすい。

Friday, November 12, 2010

ズッキーニマフィン。

以前カフェで働いていた時、お客さんに、
「ズッキーニマフィンはあるかしら?」
と聞かれました。
ズッキーニマフィン???
ズッキーニのマフィンだなんて、そんなもの見た事も聞いた事もなかったので聞き間違いかと思い聞き返してみたのですが、ズッキーニマフィンでした。うちの店には無いと伝えると、
「え~ないの~。美味しいのに~。」
と言って帰っていきました。
ズッキーニマフィン・・・・響きからして不味そうだと思うのは私だけでしょうか。
でもあのお客さんの、「美味しいのに~」という言葉と、カフェにあって当然とばかりの勢いで聞かれたのが非常に私の中でひっかかり、気になり家に帰ってから調べてみると、たくさんレシピが出てきました。
けれど、本当に美味しいのかなぁという気持ちがぬぐい去れず結局作らず半年以上が過ぎ・・・・

半年以上も過ぎたけれど忘れていませんでした。ズッキーニマフィン。
ちょうどズッキーニがあったので作ってみました。
ズッキーニを、切干大根のように削って生地に混ぜ込みました。ちらちらと緑のものが混じっているのが見えるでしょうか。
ズッキーニのみずみずしさがマフィンをしっとりさせるらしいです。
恐る恐る食べてみたのですが、美味しかったです。ズッキーニの味も、食感も全くありません。何味のマフィンかと聞かれたら、「よく分からないけど美味しいマフィン」と答えるでしょう。
ヘルシー・・・・かどうかは分からないですが、ヘルシーっぽいズッキーニマフィン、みなさんも試してみてはいかがでしょうか

Tuesday, November 9, 2010

She sees sea.

前回の記事で、「正しいという思い込みは危険」と書きましたが、もう一つありました。
思い込みというか、不正確に習得していたと言いましょうか・・・・

大学生の時、選択授業で「発音のクラス」をとった事がありました。
その時、"She"の発音の仕方について教わりました。
その先生は変わった教え方をしていて、"She"を発音するために、
「シュッシュッポッポッと言ってみてください」
と言うのです。
「シュッシュッポッポッのシュッの口の形を覚えてください。シュッシュッポッポッ・シュッシュッポッポッ・シュッシュシュッシュッ・シー」
と、”シュッ”の口の形を覚えさせて"She"の発音の仕方を教えてくれました。
へ~そうなんだぁ。と思い、これまで"She"の発音は”シュッ”の口で発音してきました。
そして今日。
彼に
「違うよ」
と言われました。
ぬぁ~ぬ~っ!!
「”シュッ”の口で、"She"と習ったよ!」と言ってもう一度発音してみたら、
「それじゃ中国語だよ」
と・・・・

"see, sea, c"の発音は、”イ”の口で”スー”
"she"は日本語の”シー”に近い感じ。
う~ん分からない。
"She sees sea."と言ってもらい、口の変化をじっくり見たけど大した変化なし。
ひ~・・・・一体どこで変化させているんだい、お兄さん。しいて言えば、"she"の時は本当に若干ですが、”シュッ”の口の形に近いような・・・・

言語習得って難しいね。

Syllable.

Syllable(音節)をご存じでしょうか。
英語を勉強している人なら聞いたことがあると思います。
私も習った記憶はありますが、いまいち理解していませんでした。そして大して重要でもないと思っていました。しかし・・・・
今日、英語のセンテンスを声に出して読んでいたら彼が、
「えっ、何?」
と聞き返すではありませんか。私が読んでいたのは、
"I'd like to leave a message."
というセンテンスです。この中の、
"message"
という単語の発音がおかしいと言うのです。
かなりの驚きです。
"L"や"R"や"TH"の発音が入っている単語なら発音が難しいのは納得いくのですが、"message"なんて日本人にはお茶の子さいさいの単語だと思って自信満々に発音してました。
「メッセイジ」と。
間違いだったようです。
彼曰く、
「"message"は2syllables(2音節)だよ。”メッ・セイ・ジ”じゃないよ。」
とのこと。
ぬぁ~に~!!
日本語表記にするのは難しいですが、私が必死に聞いた感じではどうやら、
「メ・エイ
が正しいらしい。メッセージがこんなに難しい単語だとは・・・・

Syallableについて理解していなかったので調べてみました。
けれど、分かったようで分かりません。
  • 基本的に母音a/e/i/o/uの数で数える
  • 連続母音、ai/ouなどはカウント1

例)mountain⇒moun/tain 2音節

ではでは・・・・
なぜに"message"は2音節?母音3つなのに。自分なりに調べてみたけどよく分かりませんでした。必ずしも、母音の数=Syllableではないようです。もしくは私の”母音”の定義が間違っているのでしょうか。
やはり音を聞いて感じ取るしかないのでしょうか。

彼の友達に、
「Syllableがよく分からない」
と言ったら、
「Syllable?僕もよく分からないよ」
とのお返事。

正しい音を聞いて慣れるしかないのかしら。
正しいという思い込みは危険です。

Tuesday, November 2, 2010

Happy Halloween & Caveman.

バンクーバーに来て早3年目となりました。
そしてカナダで迎えるハロウィーンも今年で3回目です。しかし3年もカナダにいたにも関わらず、今までハロウィーンパーティーに参加したことも仮装をしたこともありませんでした。地味に過ごしてきました。
が、今年は彼の高校時代の同級生宅でハロウィーンパーティーが開かれるということで急遽行く事に決まったのが前日のこと。
というわけで、急いでコスチュームを買いに行ってきました。
さすがカナダ。各お店でハロウィーングッズがたくさん売られているのですが、衣装はどれもこれも高い!一回きりのものにあまりお金を使いたくはありません。
彼が、
「僕、barbarian(野蛮人)になりたい!」
と言うのでバーバリアンカップルになることに。2人ともカツラを買って、彼は安~いブランケットを買い体に巻きつける事に。私は持ってる服を適当に合わせるつもりだったのですが、そういえばアニマル柄のストールを持っていたことを思い出し、体に巻きつけてみたところ何だかそれっぽい雰囲気に。
露出しすぎかなとも思ったけれど、ここはカナダ。私以上に激しく露出してる人はわんさかいるし、その前に私はバーバリアン。セクシー路線からはかけ離れてるので良し。
↓こんな感じになりました。
↓全身。
と、ここで気付いたことが。
野蛮人というより、”原始人”になってます。
そもそも”野蛮人”って何でしょう。彼も、
「barbarianっていうより、cavemanだね」
と言うので、原始人は"caveman"って言うんだぁ。と思って一晩を過ごしたのですが、後で調べてみると、
caveman⇒(石器時代の)穴居人
原始人⇒primitive people
よく見たらカツラのパッケージにも、"caveman"と書いてありました。
さてさて。
cavemanて出かけたパーティー。色んなヒトがいました。
↓ローマ法王があちらに。
ローマ法王が現れたので、Wow!と言ったら、なぜか両手を胸の前で合わせて拝まれました。みんなから若干丁寧に扱われていたのがウケました。
私のツボだったのが、タイ風の彼。↑
特に凝ってるわけでも何でもないのですが、 なぜか彼の姿を見るたびに笑えました。
↑こんな格好でも彼らは真剣に卓球をしてました。しかも意外と上手。
パーティーは、海外ドラマや映画でティーネイジャーや大学生が親の留守の間に友達をたくさん呼んで家全体で大騒ぎしてるようなまさにあのような感じでした。
音楽に合わせて踊っている人もいれば、意味不明に叫んでいる人、真剣に卓球をする人、彼と彼女の2人だけの世界のカップルがいたりと、みんな好き勝手に楽しんでいました。
やっぱり私・・・・
パーティーは苦手です。
仲の良い友達とこじんまりと盛り上がるのが私には合ってます。