VancouverのほほんJournal: 初試合。

Monday, October 26, 2009

初試合。

昨日10月24日は、彼の柔術の試合の応援と、彼のおじいさんのお誕生日ディナーへ行ってきました。
第一部 柔術の試合
第二部 Grandpa's Birthday Dinner
と二部に分けて書こうかと思います。


ではまず、柔術の試合から。


8月にブラジリアン柔術とムエタイを習い始めた彼。通っているジムでは、一日おきに柔術とムエタイのクラスがあるので両方に通っています。

ところで柔術って何でしょう。私、知りませんでした。彼のお父さんによると(ちなみにカナダ人)、
「柔術は柔道のもととなったもので、危険すぎたためより安全なスポーツとしてできたのが柔道。ブラジリアン柔術は、ブラジルに渡った日系人が始めて広まった。」
との事。覚え間違えもあるかもしれないので、正確ではないかもしれませんが、ざっとこんな感じです。


始めてから3カ月目、しかも毎日やっているわけではないのですが、力試しに出てみたいということで、出場することになりました。


柔道で着るのは、柔道着。
柔術で着るのは、柔術衣。
と、ネットで見ました。でも、英語で柔術衣は、"Gi"(ギ)と言います。日本語の「着」が英語になってます。でも、正確には「い」なので、ちょっと間違ってますが、でも外国人たちは皆、日本の「着(Gi)」を普通に使ってます。

そのGiの内側に彼が、私の名前を刺繍してほしいと言いだしました。
お守り代わりでしょうか。自分で自分の名前を刺繍だなんてなんだか恥ずかしいです。しかし、彼がどうしてもということで、させていただきました。
Giに直接するのは難しいので、いらない布を探してたら、彼がT-shirtを。でも青です。目立ちます。まぁ良しとしましょう。
刺繍、なかなか難しいです。最初はいらいらしましたが、徐々に楽しくなってきて、ついでに彼の名前も刺繍しようかと聞いたら、それは不要とのことでした。

前置き長くなりましたが、いよいよ試合当日です。彼の希望で、お父さん、お母さん、お姉ちゃんと家族勢ぞろいで応援です。
日本では考えられませんが、マットの上以外はみんな靴で歩いてます。ヒールで歩いている人すらいました。彼は、以前カナダで剣道をしていたのですが、剣道の試合会場では土足厳禁だったそうです。

レフェリー以外に、タイムキーパーや、ポイントをつけたりするために、3人が席についてるのが写真に映っているのが分かりますか?↓

彼らは、途中ピザを食べたりしてました。とても、ラフです。ちなみにレフェリーは、ジーパンにグレーのT-shirtのこちらもまたラフな彼でした。


そんなこんなで、いよいよ試合開始です。相手は、イカツイ感じではなく、the外人な感じの人。少し安心です。黒いGiは強そうに見えるかもしれませんが、まだまだ白帯なのに強そうな黒ってどうなのでしょう。白帯がますます際立って、なんだかおかしい気もします。
彼のジムでも黒のGiを着てる人がいるのですが、先生に、
「忍術は隣のジムだよ。」
とからかわれたそうです。

またまた話はそれましたが、試合の模様、どうぞご覧ください。

と、思いましたが、残念ながら、負けてしまいました。なので、彼の名誉のためムービーは控えさせていただきます。

私はカメラの画面を見てて、実際の試合をこの目であまり見てなかったのですが、彼の家族曰く、首を絞められてた彼の唇や目の周りが紫色になっていたそうです。恐ろしい。どうか、無理はしないでください。

一試合しかしていないのに、私も彼の家族も心配でドキドキハラハラでぐったりしました。

この後、最大イベントのGrandpa's Birthday Dinnerが控えています。まだまだ気を抜いてはいられません。

そのGrandpa's Birthday Dinnerについてはまた後ほど。

1 comment:

haruka said...

Giのウラに彼女の名前の刺繍なんて!!
可愛らしい~( ´艸`)
そして刺繍できる彼女!素敵!
女らしい~!!